・日本車にはない魅力がある
・色使いや形、たとえプラスチック感満載でもなんか可愛い
・今回紹介するのはFIAT500、VW ザ・ビートル、MINI、ルノー トゥインゴ、シトロエン C3の5台
こんにちは!輸入車が大好きロメ夫です。
輸入車と聞くと、高級感やスポーティさをイメージする方も多いでしょう。しかし、輸入車にはかわいらしいデザインのものもたくさんあります。今回は、そんなかわいい輸入車の中から5台をピックアップしてご紹介します。
FIAT500 | |
VW ザ・ビートル | |
MINI | |
ルノー トゥインゴ | |
シトロエン C3 |
FIAT 500
FIAT 500ってどんな車?
イタリアのカーブランド「FIAT」の代表作である「500」は、小さくて丸っこいフォルムが特徴的です。レトロな雰囲気とカラフルなボディカラーが魅力的で、女性に人気の高いモデルです。エンジンは0.9Lのツインエアと1.2Lのガソリンがあり、燃費も良好です。また、電気自動車モデルの「500e」も登場しています。
FIAT 500についてロメ夫の感想
街中でも割と見かけて、女性オーナーも多いFIAT500。500の部分はチンクエチェントと読みます。
日本だと、フィアットゴヒャクとかチンクという愛称で知られていますが、イタリア語で数字の5がチンクエ、数字の100がチェントなので日本独特の呼び名だと思います。
内部のスペースとしては、とても狭いです。日本の軽自動車…と言っても現在の広々としたものではなく昔の日本の軽自動車ぐらいの広さです。
標準的な成人男性が前席に二人で乗ると外から見ても中から見ても狭い!と感じると思います。なので普段から二人以上で出かける機会が多いと苦しいかもしれません。
しかしながら、プラスチックが多用されているのになんだか可愛らしいインテリアや、見ただけで笑顔になれるようなエクステリアデザインは、好きな人にはたまらないと思います。
エンジンも小さく非力といえば非力ですが、これでしか楽しめないような乗り味は是非一度試乗してみて欲しいです。
FIAT 500の評価色々を集めてみました
FIAT 500のスペック
項目 | 値 |
---|---|
新車価格 | 262~333万円 |
発売日 | 2008年3月 |
駆動方式 | FF |
排気量 | 875~1368cc |
最高出力/最高トルク | 63kW(86ps)/1450rpm~77kW(105ps)/5500rpm 145N・m(14.8kgf・m)/1900rpm~206N・m(21.0kgf・m)/2000rpm |
全長/全幅/全高 | 3571mm / 1627mm / 1488mm |
車両重量 | 940~1110kg |
VW ザ・ビートル
ザ・ビートルってどんな車
ドイツのカーブランド「VW」の人気モデル「ザ・ビートル」は、昔ながらの丸みを帯びたシルエットが印象的です。クラシックなデザインとモダンな装備が融合したモデルで、カスタマイズ性も高いです。エンジンは1.2Lと1.4Lのガソリンがあり、パワーと環境性能を両立しています。また、オープンタイプの「ザ・ビートル カブリオレ」もあります。
ザ・ビートルについてロメ夫の感想
もともとのビートル(タイプ1)はフェルディナント・ポルシェが設計したもので、日本ではカブトムシやビートルと呼ばれていました。
このザ・ビートルは純粋な進化車種というよりも初代へのオマージュとして発売したニュービートルの系譜にあたりますが、当初からのカブトムシっぽいデザインを踏襲していてとても愛らしい車になっています。
乗り味や機能性ではなく見た目が気に入ったらそれが正解な車だと思います。
個人的には内装デザインだけもう少しどうにかならなかったかな…?と思うのですが(特徴的な外見の割に内装は非常に普通)オプションで一輪挿しがつけられるところはオシャレさを感じます。
ちなみに一輪挿し部分には本物の花ではなくフラワーフレグランスという匂いを楽しむものを挿します。
残念ながら2023年現在は生産終了していて購入できるのは中古車のみとなっています。
ザ・ビートルの評価色々を集めてみました
ザ・ビートルのスペック
項目 | スペック |
---|---|
新車価格 | 299~399万円 |
発売日 | 2012年11月 |
駆動方式 | FF |
排気量 | 1197~1395cc |
最高出力/最高トルク | 77kW(105ps)/5000rpm~110kW(150ps)/5000rpm 175N・m(17.8kgf・m)/1400rpm~250N・m(25.5kgf・m)/1500rpm |
全長/全幅/全高 | 4278mm / 1808mm / 1486mm |
車両重量 | 1275~1395kg |
MINI
MINIってどんな車
イギリスのカーブランド「MINI」は、小型でキュートな外観と走りの楽しさを兼ね備えたモデルです。現在はドイツのBMWが展開しており、高い品質とテクノロジーを誇ります。エンジンは1.5Lと2.0Lのガソリンとディーゼルがあり、燃費とパフォーマンスをバランスさせています。また、ハイブリッドモデルや電気自動車モデルもあります。
MINIはブランド名なので、MINIクラブマン、MINIカブリオレなど大きさや仕様が違うものがたくさんあります。
ただどれを選んでもMINIの世界観があるので多彩な中からお気に入りの一台を選ぶ楽しさがあります。
MINIについてロメ夫の感想
もともとはイギリスのローバー社が発売していた車で、名前の通り本当に小さな車でした。
現在はBMWが作っている車でMINIという名前にそぐわず時代に合わせたサイズ感になっています。むしろ3ナンバー車なのでコンパクトカーカテゴリにはMINIより小さな車もたくさんあります。
MINIの良いところは何と言っても見た目です。外観も内装も全てが「MINI」どこから見てもMINIだとわかる点です。
私はローバーMINI(MT)と現行のMINI(AT)、一世代前のMINI(MT)を運転しましたが、ゴーカートフィーリングと呼ばれる独特な乗り味はローバー時代のMINIからすれば現行型ではかなり減ったように思います。しかし現行型も独特な乗り味で、「あぁMINIだなぁ」と感じます。
MINIは国内でもたくさんの愛好家が居て、情報交換やカスタムパーツの多彩さ。異常が出たときの対処法も豊富にあります。そこは安心して乗ることができる指標になると思います。
何よりも、MINIが好きになった人はMINI以外考えられない!という人が多い印象です。私の周りでもMINIからMINIへの買い替えの人が何人も居ます。
そのぐらい魅力に溢れた車です。
MINIの評価色々を集めてみました
MINIのスペック
項目 | スペック |
---|---|
新車価格 | 281~535万円 |
発売日 | 2001年7月 |
駆動方式 | FF/4WD |
排気量 | 1499~1998cc |
最高出力/最高トルク | 75kW(102ps)/4500rpm~225kW(306ps)/5000rpm 190N・m(19.4kgf・m)/1380rpm~450N・m(45.9kgf・m)/1750rpm |
全長/全幅/全高 | 3821mm / 1727mm / 1414mm |
車両重量 | 1160~1445kg |
ルノー トゥインゴ
トゥインゴってどんな車
ルノー トゥインゴは、フランスの自動車メーカー、ルノーが製造・販売する小型車です。
1992年に初代モデルが登場し、現在は4代目となっています。
トゥインゴの特徴は、そのコンパクトで丸みを帯びたデザインです。
前後のオーバーハングが短く、ホイールベースが長いことで、小回りが利きます。
また、リアエンジン・リアドライブのレイアウトにより、前席の居住性が高くなっています。
トゥインゴは、カラフルなボディカラーやカスタマイズ性の高さも魅力です。
自分好みのトゥインゴを作ることができます。
トゥインゴは、かわいらしさだけでなく、走りも楽しめる車です。
トゥインゴについてロメ夫の感想
可愛い外観、良い意味でおもちゃのような内装。そしてRR(リアエンジン・リアドライブ 一般的な車の荷室に当たる部分にエンジンがあり、後輪を駆動させる方式)という、珍しい方式の車です。
国産車でいうとスバルR2や厳密には違いますが三菱のiという軽自動車で採用されていました。私は家族所有のiにしばらく乗っていましたが内装もよく、よく曲がりすごく良い車でした。
RRの長所は回頭性の良さ、つまり小回りがよく効くところと静粛性が良いところです。弱点はメンテナンス性の低さが挙げられます。
さてそんなトゥインゴ、私は代車で少しの期間乗っただけになりますが、ボンネットの開け方に困ったり、セミATの不思議な挙動に戸惑ったりと初めはあまり良い印象ではありませんでした。
しかししばらく乗っていると、この車はこういうものなんだ。と見た目も相まって楽しく愛着のわく車になっていきました。
個人的には、MT免許があるなら是非ともMTで乗ってもらいたいと思ってしまいますが、ATでもしばらく乗っていれば楽しく乗ることができると思います。
RRの独特な乗り味を気に入ればむしろ唯一無二とも言える一台です。
トゥインゴの評価色々を集めてみました
トゥインゴのスペック
項目 | 値 |
---|---|
新車価格 | 1,999,000円~2,399,000円 |
発売日 | 2020年9月 |
駆動方式 | RR |
排気量 | 898cc |
最高出力/最高トルク | 66kW(90ps)/5500rpm / 135N・m(13.8kgf・m)/2500rpm |
全長/全幅/全高 | 3615mm / 1646mm / 1550mm |
車両重量 | 980kg~1015kg |
シトロエン C3
C3ってどんな車
シトロエン C3は、フランスの自動車メーカー、シトロエンが製造・販売する小型車です。
2002年に初代モデルが登場し、現在は3代目となっています。
C3の特徴は、その個性的でおしゃれなデザインです。
エアバンプと呼ばれるサイドパネルには、衝撃吸収素材が使われており、ドアの傷やへこみを防ぎます。
また、カラーコントラストのあるルーフやミラーなどで、自分らしいC3を選ぶことができます。
C3は、快適さも重視した車です。
広々とした室内空間や柔らかなシートなどで、リラックスできます。
C3は、おしゃれさだけでなく、快適さも兼ね備えた車です。
C3についてロメ夫の感想
フランス車は外観も内装もコンパクトカークラスの車だと特別高級な素材を使ったりはしていないのですが、何故かオシャレに感じます。
よくよく見れば、国産車よりプラスチッキーだったり作りが甘いところがあるのですが、色の使い方だったり素材の使い方だったりの巧みさでそれも良く思えてしまいます。
乗った感じとしては、良いところはフロントシートが広めで快適。前席二名乗車がメインなら不満はありません。シートも座りやすく良いです。走っていても特段音が気になることもなく、路面のガタガタも不快ではなく上手にいなす感じです。
ここはちょっと…という点は輸入車コンパクトカーにありがちなのですが、低速域が国産車に比べて苦手でオートマだと変速ショックや不自然な変速があります。ストップアンドゴーばかりの道を運転すると気になるかもしれません。
反面、ある程度の速度域(60kmとか高速道路)で順調に走れているときは快適です。
C3は日本ではシースリーと呼ぶことが多いかと思いますが、本国フランスではセ・トロワと発音するようです(フランス版のCMを見て知りました)
個人的にはゼニスウインドウというかなり高い位置までフロントガラスが伸びている2代目のC3も好きです。旧型なので安く購入できるのでそちらも検討してみても良いかもしれません。
C3の評価色々を集めてみました
C3のスペック
項目 | 値 |
---|---|
新車価格 | 2,299,000円~2,699,000円 |
発売日 | 2017年11月 |
駆動方式 | FF |
排気量 | 1199cc |
最高出力/最高トルク | 81kW(110ps)/5500rpm / 205N・m(20.9kgf・m)/1500rpm |
全長/全幅/全高 | 3996mm / 1749mm / 1474mm |
車両重量 | 1050kg~1090kg |
以上、かわいい輸入車5選でした。
いかがでしたか?
どちらの車も、個性的で魅力的な車ですね。
ぜひ、一度試乗してみてください。
それでは、また次回お会いしましょう。